| ↓ 12月 ↓ |
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柔らかな頬 桐野夏生(文春文庫) 気にはなっていたけど、一度も読んだ事がない作家さん と思っていたら、『ダーク』という連載小説を何度か読んでいました。 『ダーク』は途中から読み始め途中で止めたので、ストーリーも人物背景も 全く解らないままで、暗いイメージばかりで全然おもしろくなかった・・・。 この『柔らかな頬』もひたすら暗い。 夏の北海道を舞台にしながら、寒くてどうにもならない。 どこか、下の方へどんどん潜っていって、閉所恐怖症になりそうな感じです。 書評で「ラストシーンが議論を呼んだ」と読みましたが 他の展開が無いのであれば、本当に、ラストは蛇足でしかなかったかも。(12/30) 痕跡 ファントム 報復 善魂宿
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| ↓11月↓ |
| 「スプートニクの恋人」 村上春樹(講談社) 再読。 前回読んだ時、 登場人物の1人、韓国籍のミュウが、25歳の時に ドッペルゲンガー体験によって髪が白髪になってしまったことについて 「ありえない」という感想を、私は書いている。 それから、教師は聖職なんかではないと思うということも。 そんなことが、あの当時の私の関心事だったのだろう。 ネタバレになることを恐れて、他のことが書けなかったのかもしれない。 物語の最後に、行方不明だったすみれから 語り手の男性に電話が来る場面がある。 2年前は、私はそれを彼の幻想だと思った。 実際にはすみれは行方不明のままで(おそらくは死んでいて)、 彼女を追い求める彼の気持ちが昂じて起きた、 すみれからの電話は、幻聴だったのではないかと。 今回、 彼女が行方不明だった間に居たかもしれない場所と 彼女が彼に電話をかけてきたことについて、 違う感想(?推理?)を持った。 それから、ミュウの体験についても。 まず、ストーリー順に沿って、ミュウの体験から。 彼女が見たのは、ドッペルゲンガーではなく、 実際に自分がした体験を思い出していたのではないか。 例えば、その時にひどく酔っていたか、もともと多重人格の気があったかで 普段の彼女の記憶の表面には出てこないことなので、 それが実際の記憶であることを、彼女には認めることができない。 忘れられた観覧車の中に閉じ込められるという 異常な状況からの心理的な逃避で、 実体験が他人事のような映像として、頭に浮かんだことを 「見た」と思い込んだのではないか。 フェルディナンドはストーカーではなく、 一度 友好的に関係を持つことができたミュウと、 ステディな関係になりたくて彼女の近くにいただけなのではないか。 すみれの行方不明事件について。 彼女は、ミュウにやんわりと拒否されたことで、 自分の性癖ととことん向き合って、真剣に考えようとしたと思う。 一歩前に進むために必要な生贄は、もちろん犬ではなく、 すみれ自身が生贄になり、山の上で呪術的な音楽を奏でる 異端な宗教者達とアンダーグラウンドで生活を共にし、 心に重く纏っていた鎧を、時間をかけて解き放ち、 身軽になって彼の近くまで戻ってきた。 でもそこは、彼が住んでいる都内ではなく、おそらく、中国か韓国で、 方向音痴で自分の居場所すら はっきりわからないことが常である彼女にとっては、 たった一人でギリシアからアジア圏まで戻れたことだけが 事実であり、全てであったはず。 (日本国内では古臭く感じるような)電話ボックスの中で数日過ごし、 場所を確認して伝える約束をしていたことを思い出して、 小銭を作って再び彼に電話をし、 そして彼は、すみれを迎えに行くことだろう。 すみれは、ギリシアで自分を生贄にして得た経験と知識を活かして 彼の気持ちに応えることができるようになるのだろう。 是非、そうであって欲しい。 また、数年後に読み返す機会があったら、 私はどんな感想を持つのだろうか?(11/30)
邪恋
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| ↓10月↓ |
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私が語りはじめた彼は ヒロインは眠らない(上・下巻) 抑えがたい欲望
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| ↓9月↓ |
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片想い 東野圭吾 文春文庫 トランスセクシャル、トランスジェンダーの問題を扱っていて なかなか面白いのですが・・・。 日本人の書くこういう系統の話って 後一歩の深みが足りない気がする。 結構いい線行ってるんだけどねー。 ミステリーとしても、本当に惜しいんだなぁ。 ヒント丸出しで、先が丸見えなのに、 主人公の鈍感なお人よし加減がねー。 でも、色々考えるべき部分もあるし、 深いテーマですよね。 美月は結局、節操の無い両刀使いなのだと思う。 QBへの気持ちも中尾への気持ちも 理沙子への気持ちも、全部嘘ではないのだろう。 だけど、普通はそんな風に大勢に恋愛感情を抱くことを 自粛するものなんだけど、 美月は、自分の特殊な心理状態を隠れ蓑にして 二股も三股もかけちゃってるわけで・・・。 全部に真剣になれない理由もわかるから 哀しいけどね・・・(9/30) 夜陰譚
嘘猫
いたずらが死を招く(上・下巻) 愛ゆえに哀しくて
熱き夜の香りに
あきらめきれなくて 殺しの四重奏 殺しの儀式 |
| ↓8月↓ |
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殺しの迷路 ヴァル・マクダーミド(集英社文庫) 森沢 麻里 訳 殺しの儀式、殺しの四重奏 に次ぐシリーズ3作目。 「ここまでしないだろう!」ってところまで 主人公を追い詰めるストーリーは、かなりリアリティあり! 1作目、2作目を読んでないので 登場人物の相関関係が良くわからないけど 何だかかなり切ない生き方をしている心理学者と 女性警察官が主人公になっています。 2作目が出たのが5年程前、1作目はさらにその前なので 書店で探しても、売っていませんでした。 ネットで注文中。 手元に届くのは4〜6週間先になるもよう。(8/26)
幼き逃亡者の祈り カシスの舞い 女精神科医 神秘の短剣(上下)
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| ↓7月↓ |
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受精 帚木蓬生(角川文庫) 再読。 ナチス・ヒトラーの夢から覚めない一団の 大掛かりな組織的犯罪に巻き込まれる 恋人を無くした女性達と、正義感にあふれる産婦人科医。 暑いブラジルを舞台にしたこの小説は、 夏に読むことをお勧めします。 (7/24)
旅涯ての地(たびはてのち) ハネムーン 恋 野生の風 翼 cry for the moon 欲望
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| ↓6月↓ |
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ショッキング・ピンク(上・下) エリカ・スピンドラー(MIRA文庫) この本の中で精神科医が信じている性善説と刑事が信じている性悪説、 さて、どちらが正しいのだろう? と考えた。 おそらく、どちらも正しいのだ。 100人の生い立ちや生活環境を見れば、 100通りの説を証明できるかもしれない。 Aに当てはまるからと言ってBにも当てはまるとは言い切れない。 そして、心のそこから分かり合える人間同士なんて絶対にありえない。 それがわかっていれば、たぶん、生きることに失敗しない。 (6/30)
艶紅(ひかりべに)
愛の領分 |
| ↓5月↓ |
| ビューティフル・ネーム 鷺沢萠(新潮社) こんなにも、在日韓国人のクオーターだということにこだわっているのかと 少し悲しくなる部分があります。 彼女は韓国人にもなれなければ、生粋の日本人にもなれない。 私も、かつてある人に言われましたが、 『居場所を探して』いたのでしょうね。 それが見つからなかったのでしょうね。 だから、もう、何もかもが空しく思えて、嫌になってしまったのかな。 書きかけの小説を残して、『未完』なんて書かれて出版されて、 ・・・でも、そんなことも、もう、どうでも良くなってしまったのでしょうね・・・。 (5/30) 私の話 鷺沢萠(河出書房新社) 我が家に犬がやってきたのは1996年8月17日のこと。 元値25万円が、そろそろ生後4ヶ月になろうとしていたことで 当時の消費税3%含む22万8690円に値下げされて、 フードやサークル、食器などの備品を合わせると 総額29万2252円でのお輿入れだった。 毎年夏休みに息子と娘が私の実家に1週間ほど泊まりに行くことを おそらく(本人にはっきり訊いたわけではないが)快く思っていなかった夫が、 自分では一切世話などしないくせに、誰が世話をするのかも全く考えず、 ただ単に、子供たちの夏休みの楽しみである「私の実家」に 対抗しようという姑息な思いつきで、突然、飼うことを決めた 衝動買いだったのだと思っている。 犬がいる生活をもっと楽しみたいと思って、 Dog World という月刊誌を読み始めたのは97年1月号から。 『コマとおかあさん』というタイトルのエッセイが始まったのも、 ちょうどその97年1月号からだった。 (98年1月号で買うのを止めたが、エッセイはその後も続いていた) そこで初めて鷺沢萠(さぎさわめぐむ)という人を知ったのだった。 図書館で、あるいは本屋で、機会があるごとに鷺沢萠の文章を読み、 「主人公と同化する体質」の私は、彼女と一緒に 泣いたり笑ったり考えたりしてきた。 ・・・死ぬなんて。自殺するなんて。なんだよ、サギサワ!! 世の中に、越えられないくらいの、耐えられないくらいのことなんてないだろう? どんなことだって絶対に越えられる、耐えられるんだよ! サギサワだってそうやって耐えてきたじゃないか! どうしたんだよ・・・? 自殺のニュースを聞いた時、そんな怒りとも哀しみともつかない思いで一杯だった。 『私の話』を読んで、「ああ、頑張ったんだな。疲れたんだな」と 彼女の自殺を、少しだけ、許せそうな気がした。 たくさん頑張ったんだね。 たくさん疲れたんだね。 私も、たくさん頑張ってるよ。 私も、たくさん疲れてるよ。 でも、私があなたと違うところは、私には子供が2人いて、 私以外に世話をする人のいない犬もいて(コマにはセカンドおかあさんがいるよね)、 あいにく(?)両親も健在で、 ギャンブルにも酒にも、溺れるほどの興味が無い というところ。 だから、 どんなに激しく渇望していても、私は死ねない。 まだ頑張るしかない。(5/22) ウエハースの椅子 江國香織(ハルキ文庫) 妻子ある男性を愛しすぎたために、心身共に弱っていく女性。 こんなことを書くと、また、真剣に心配されてしまいそうだけど この本を読んでいて死にたくなった。 積極的に自殺する愚かさも勇気も持ち合わせてないが 事件に巻き込まれるとか、事故に遭うとか、不治の病が急激に進行するとか、 そんなようなことが私の身に起これば良いのに、って、心から思う。 主人公は淡々と生きていて、恋人には家庭があって、 ものすごく愛しているのに、一緒にいる時間はたまらなく幸福でいられるのに、 その恋愛に行き着く場所がないことが良くわかっている。 いつか必ず別れが来ることを確信している。 恋人と一緒にいる時間だけが全てなのに、 恋人が一緒にいない時間でも、生活は普通に続いていて、 笑ったり、誰かに会ったり、仕事をしたり、飲んだり、食べたり、 そんなことが、当たり前のように身の回りに起こることがとても奇妙に思えている。 恋人がいない時間は、ただの抜け殻のはずなのに。 だから、死んだって同じことなのに。 人間は、どうしてこんなに複雑な感情を持って生きているんだろう? 食べて飲んで走って眠って子供を産んで育てて、 ただそれだけで良いのに。 次の世代へ生を受け継いだら、そこで終わりになれば良いのに。 生きていることは辛い。辛くて大変。 でも、死ぬことも、大変だよね。周りに迷惑がかかるから。 自分だけの問題じゃすまないから。 それでも、私は死にたくなるよ・・・。 ものすごく死にたくなるよ・・・。(5/21) サマータイム・ブルース サラ・パレツキー 再読(5/16) 黒蝿 P・コーンウエル 再読(5/9) 審問 P・コーンウエル 再読(5/1) |
| ↓4月↓ |
| 警告 P・コーンウェル 再読(4/25) 業火 P・コーンウェル 再読(4/20) 検死官 P・コーンウェル 再読(4/9) 接触 P・コーンウェル 再読(4/6) |
| ↓3月↓ |
| 死因 P・コーンウエル 再読(3/31) 私刑 P・コーンウエル 再読(3/25) 死体農場 P・コーンウェル 再読(3/21) 真犯人 P・コーンウェル 再読(3/15) 証拠死体 P・コーンウェル 再読(3/7) |
| ↓2月↓ |
| 遺留品 P・コーンウェル 再読(2/29) 十六歳の闇 アン・ペリー著 富永和子・訳/集英社 年1冊、何と23年間も続いているシリーズ物なのだそうです。 日本では、この1冊しか翻訳されていないのかな・・・? 19世紀終わりのイギリスを舞台にし、 身分の違いによる様々な問題をちくちくと刺しています。 事件は、貴族の少年が殺されて全裸で捨てられていたことから始まります。 この、事件自体は面白いとは思いましたが、 シリーズ物としては、どうなのだろう? 1冊ではわからないことでしょうけど、 登場人物たちに対して、私は、あまり魅力を感じなかったなぁ。 おとなしすぎるかな。もっと個性的な方が好きです。(04/2/6) |
| ↓1月↓ |
| シービスケット(映画シナリオ) ゲイリー・ロス脚本 ローラ・ヒレンブランド原作/ヴィレッジブックス 「ちょっとばかり怪我をしたからといって、命をまるごと捨てることはない。」 馬には致命的な足の怪我を2回も負って、2回とも復活した奇跡のシービスケット。 シービスケットの周囲の人間たちも、それぞれ心に傷を負っている。 シービスケットは彼らに助けられ、彼らはシービスケットに助けられ、 望みを捨てず、未来を信じて、「これでもか!」ってくらいに生きていました。 これが実話だから、尚更面白い。 この本はシナリオなので、場面設定と台詞しか書いてないのですが 原作は、ドキュメンタリーでありながら、まるで小説のようだそうです。 機会があったら、読んでみたいと思います。 (今のところ、ハードカバーしか出ていないので、文庫になったら・・・ねw)(04/1/25) 薔薇窓(上・下) 帚木蓬生/新潮社 1900年のパリ。 事故で婚約者を亡くした精神科医ラセーグが主人公。 パリ警視庁の中の診断医という特殊な職業です。 警察に逮捕・保護された様子のおかしな人を診て、診断を下し、 然るべき病院に送る、あるいは、治療の必要はなく正常だとして、留置場に返す。 立派な身分ではあるのに、婚約者を亡くしたショックでしょうか、 普通の恋人を作れず、娼館にお気に入りの娼婦を見つけ、通っています。 友人の警部エドモンがそんな生活を心配し、 警視の妹ドミニックを紹介すると、ドミニックは殺されてしまう。 お気に入りの娼婦マリアンも肺結核で命を落とします。 ラセーグは一生まともな恋愛や結婚ができずに過ごすのかと思いきや、 ハッピーエンドの予感・・・で幕を閉じる。 私は、とにかく、ハッピーエンドが好きです。 終わり良ければ全て良し、でしょ? 誰でも幸せにならなくちゃいけないでしょ!? この本は恋愛小説ではなく、たぶん、推理小説なのだと思います。 若い女性ばかりを狙った連続誘拐事件があり、 エドモンはこの事件が解決しなければ辞表を出す覚悟でいる。 ラセーグが過去の診断書を調べて、精神科医という立場から犯人の割り出しを手伝う。 今で言うプロファイリングです。 人身売買され、そこから逃げ出してきた日本人少女 音奴も、犯人の割出しに一役買います。 20世紀になったばかりのパリの様子や、 ラセーグの友人である日本人の林を通しての、パリと日本の比較文化など、 たくさんのことが盛り込まれていて、ジャンル分けをするのが勿体無いくらいです。 ・・・最後の最後で、やっぱり泣いちゃいました・・・。(04/1/18) 黒蝿 (パトリシア・コーンウェル/相原真理子・訳 講談社) 訳者のあとがきによると、 スカーペッタの年齢、本来なら60歳を超えているところを、 46歳に、若く設定し直したのだそうです。 公務員という箍が外れて、皆、もう、やりたい放題です。 良いのでしょうか、これで???立派な犯罪者だよ、こりゃ・・・。 てっきり死んだものと思っていたベントンが生きていたり、 死刑執行間近のルガルが脱獄してしまったり・・・。 そのまま「黒蝿」は終わっているので、 このシリーズはまだ続きそうな予感です。 というか、続けるつもりで、ベントンを生き返らせ、 ケイを若返らせ、ふたりを再会させたのでしょうね。 ジェイ・タリーとのことをベントンが知っているとわかったケイは、 この先、どうするのでしょう? 証人保護プログラムというのは、永久に続くものではないのですね。 事件の終わりと一緒に解除されることもあるものなのですね・・・。 とすれば、ベントンの家族のことだって気になります。 やっぱりどうしたって、目が離せません。(04/1/12) 黄金の羅針盤 (フィリップ・プルマン/大久保寛・訳 新潮文庫) 昨今流行のファンタジー系。 3部作(?)のうちの第1部目にあたるようで、 終わり方がさながら『バック・トゥー・ザ・フューチャー』。 こんなふうに終わられちゃった日には、次作を読まずにいられません。 この物語の世界では、人間には皆それぞれダイモンという守護精霊がついています。 人間とダイモンはせいぜい3メートルほどしか離れることができないほど密接な関係にあり、 それ以上離れると不安と寂しさで精神状態が不安定になり、 更に離されるとお互いに死んでしまいます。 子供の時期のダイモンは、様々な動物の形に変化しますが 大人になると形が定まります。 その形は主の人間の本質を表す動物になると言われ、 イルカの形に定まったダイモンを持ち一生船を降りることができなくなった船乗りもいました。 このあたりは、動物好きな読者を魅了する部分でしょう。 この物語では、ある闇組織によって 人間の子供とダイモンを引き離す実験が行われているという事件の解明に乗り出した 主人公ライラの冒険と成長が描かれています。(04/1/9) 沈黙 (遠藤周作 新潮文庫) 真面目に真剣に信じている人にとっては失礼極まりない意見でしょうが、 宗教なんて、所詮人間が考え出したものだと思うのです。 そこのところをわかって、信教に励めばヨロシイのではないかと思うのです。 投げ遣りな「イイカゲン」ではいけませんが、 程好い加減の「良い加減」さでヨロシイのではないでしょうか? 目くじら立てて、いがみ合って、憎み合うほどのことじゃないのではないでしょうか。 ・・・だって、所詮、人間が作り出したものなんだもん。そうでしょ?(04/1/4) |